〜 生産者インタビュー 〜
生産者さんにお話を聞いてきました
生産者情報
名 前 長谷川農場 長谷川旭さん
生産地域 中川郡幕別町忠類共栄
生産作物 馬鈴薯、小麦、ビート、長芋、小豆、大根、他 計60ha
労働構成 家族3人(本人、妻、長男)
農業について
・農業職についたきっかけ(理由)は?
畜産と畑作の混合農家として、幼少期から父親の背中を肌で感じながら、三代目として後継する事を決意しました。帯広農業高校(酪農科)、農業大学校(酪農経営科)を経て無事に卒業を迎えましたが、その当時、母親の病気とも重なったこともあり畜産業から撤退、現在の畑作メインのスタイルとなりました(当時は30ha程度の作付面積)。
・農業の魅力を教えてください。
自分が思う農業の大きな魅力は、「良くも悪くも自分の頑張り次第で成果を上げられるという事」。農業経営者として、常に自分の責任・考えにおいて仕事が出来るという事が大きな魅力だと感じます。また、自分の頑張りが地域農業の活性化に繋がる事が目に見えて感じ取れて、農業を営むモチベーションに繋がっています。地域生産者とは、仲良く情報交換や日々刺激をもらいながら、楽しく営農活動を続けております。
管内は火山灰系土壌にありながら、沿岸地区でもある事から、土地が瘦せており、25年前は馬鈴薯や小麦・大豆等しか作れず、収量も少ない状況でした(小麦は8俵程度、大豆は丸くならず等級の低いものしか採れなかった)。その後、気候変動の影響や土作りの成果もあって、今では長芋や大根など様々な野菜も作れるような肥沃な土壌へ変貌を遂げた事も面白さの一つだと思います。
・農業をしていて、一番記憶に残っていることは?
地域生産者の皆さんに助けて頂いた事が、一番記憶に残っています。
父親が病気を患い一刻を争う事態の際、地域生産者の皆さんが集まって頂き、春の播種作業・定植作業を一手に引き受け手伝ってくれたことが、人生の中で一番感謝している事です。生産者仲間の大切さ、有り難さを感じた瞬間でありました。
北海道肥料について
・北海道肥料とのお付き合いのきっかけは?
今から25年前頃からお付き合いさせて頂いております。当時は、メークイン向けの肥料を検討している中で、JAより大豆粕を主原料とした、グリーンプラスS698の紹介を受け使い始めました。その後、徐々に施肥体系を検討しながら、化成肥料クミアイS058等へ移行していきました。
現在では、馬鈴薯(加工・澱原)にDdS509、長芋にDdS589、小麦にDdCu778、小豆向けDdS083等、数多く使っています。
・今後、北海道肥料に期待することは?
世界的な原料調達不安や物価上昇が拡がる中、特に肥料の安定した供給に向け継続をお願いしたいです。
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長谷川様
お忙しい中、インタビューにご協力いただき誠にありがとうございました。
今後とも北海道肥料株式会社をどうぞよろしくお願いいたします。