投稿:レミントン / 担当地区:上川・宗谷・留萌管内 / 2022.11月
皆さん、こんにちは。
上川・宗谷・留萌管内を担当しておりますレミントンです。今年の収穫作業も終わり次年度の作付けや施肥設計を考え始める方も多いのではないでしょうか。わたくしは、今年沢山の肥料試験に協力していただいた圃場の収量調査が終わり、試験データの整理を行っているところでございます。
さて、本日は堆肥の話。
最近訪問した生産者様との面談において「堆肥投入量を増やし施肥量を減らしたいが、どれくらい減肥できるかを知りたい」とご相談を受けました。
更に、話を深堀してお話を伺っていると、投入予定の堆肥は完熟した堆肥ではなく、牧場から譲り受けた堆肥を直接畑に投入する予定との事でした。ここまで、聞けばピンっときた方もいらっしゃるかもしれませんが、この話を伺って私は減肥ができない旨を説明いたしました。
堆肥は完熟するまでに、微生物が活動します。その活動に肥料成分である窒素成分が必要となります。その為、例年通りの施肥では窒素飢餓の可能性もあり、生産者様には堆肥をそのまま畑に投入することのリスクを説明させていただきました。
堆肥投入などの土壌改良は、非常に大切なことではありますが、間違った知識で大きく減収する可能性もあります。少しでも疑問を持つことがございましたら、どんなことでも構いませんので相談して頂ければ幸いです。
土づくりには天然腐植質土壌改良材「フルミン」をお勧めします!
冬はもうすぐそこですね。